専門性の高い授業

 看護専攻科の2年間では、一般教養を高める基礎分野科目、専門分野科目の学習を通して、看護実践の知識・技術を習得し、高度化する医療に対応できる判断力や応用力を身に付けます。
 授業は90分授業で、1日4時限。専任教員の他に、医療機関の医師や看護師、大学教授等60名以上の外部講師が授業を担当します。より専門性の高い学習ができます。
 臨地実習は専攻科1年生で6週間、2年生で12週間の計18週間行います。高度な知識・技術と共に、より実践的な対応が求められます。

特色ある取り組み

【ピアエデュケーション】
 専攻科1年生が、看護科1年生に対して性教育の授業(グループ学習)を行います。工夫を凝らした独自の資料を作成し、後輩にわかりやすく教えています。


【国家試験対策学習】
看護師国家試験合格に向けた、自主学習グループです。学習面だけでなく、生活面も含めて総合的に向上することを目的として、生徒が運営を行っています。生徒自身が対策問題を作成し、授業形式で毎朝15分間学習しています。こうした取り組みの成果が、看護師国家試験合格率100%達成につながっています。

 校外研修

【集団宿泊研修】

 専攻科1年生を対象に、被災地訪問を行っています。今年度は2泊3日で岩手県釜石市を訪問し、災害看護や防災について学びました。

専攻科の総括

【看護研究発表会】

 「看護研究」は教育課程に位置づけられ、一人一人の5年間の看護学習の成果を発表します。「看護研究集録」として一冊の研究冊子にまとめます。

【修了証書授与式】
 一人一人に修了証書が手渡され、5年間過ごした常盤高校を卒業します。修了生は袴姿で、華やかな雰囲気があります。