手洗いチェッカーを使った授業
今週(6/14~18)は、「授業見学週間」ということで、先生方がお互いに授業を見学し合いお互いの良い所を学び合いながら、今後の授業改善に生かしていくという取組を行っています。私も、生徒たちの授業の様子を毎日必ずちょっとの時間でも見学しよう!と心がけています。これまでも何回か本ブログでも取り上げていますが、本当に本校の先生方は、生徒の知的好奇心やモチベーションをうまく引き出すとともに、生徒自身に考えさせたり主体的な学習活動に取り組ませたりする授業を展開していて、私もいつも目からウロコ状態です。
さて、今日は、看護科2年生の「基礎看護」という科目の、手洗いチェッカーを用いた授業の様子をご紹介いたします。看護に携わる者にとって、日ごろの衛生管理や感染症対策は一般の人々以上に何倍も気を遣うべきところですが、その基本となる手指の消毒の状況について視覚的に振り返ることができるのが、この手洗いチェッカーです。最初は私も見学していたのですが、先生方や生徒から「校長先生もぜひ!」とのことで…おそるおそるやってみました。
さてさて結果ですが…、自分では念入りに洗ったつもりでも、爪周りや指の付け根などがまだまだ十分洗えていないことに気付かされました。ちょっとショックです(でもすぐに立ち直っちゃうんです。少しは反省しないと…笑)。
私のことはさて置いて、生徒たちの方はというと、自分たちの手洗い状況の結果を細かくレポートにまとめています。このように、看護の授業では、実証実験やその結果を詳細に記録することを積み上げながら、看護師として必要な知識や経験値を自分の中に落とし込んで着実に身に付けていくことを目指し先生方が指導に当たっています。