校長室より

新入生オリエンテーション

 本日(4月9日(金))は、本年度2日目の登校日ということで、看護科、専攻科とも学年ごとに、それぞれの計画に沿って教育活動を行いました(専攻科2年生は早速通常授業です!)。

 昨日入学した看護科1年生は、午後、生徒会主催による「新入生オリエンテーション」がありました。先輩である生徒会の生徒たちが、常盤高校の学校生活の概要や委員会・部活動などの紹介、さらには、常盤高校「あるある情報」などについて、パワーポイントを用いたスライドや手作りパンフレット(力作です!)によって、わかりやすく&ユーモアを交えて楽しく説明してくれました。

 さて、この説明の最中の出来事だったのですが…パワーポイントの説明の冒頭のところでプロジェクタの調子があまり良くなく、説明用のスライドが投影されない場面がありました。私も「あれ? 大丈夫かな?」と、後方でハラハラしながら見ていたのですが、この時、生徒会の生徒の一人が機転を利かせて場をつなげるために、今日の自分のお弁当(おにぎりの具)に関するエピソードを面白く語って新入生の笑いを誘い、場の雰囲気をとても和らげてくれました(その後、無事に映像は投影されました)。

 感激しました! いざというときや予想外のハプニングが起こったときに、自分の頭で判断して素早く臨機応変に対応する…常盤生のこの能力の高さに私は本当に驚き「なんてすごい(素晴らしい)生徒たちなんだろう!」。まさにこの力こそ、将来看護師として必要な資質やスキルなのではないでしょうか。このような力はちょっと訓練しただけではなかなか身に付きません。これまで積み上げてきた本校教職員の日常の指導と、生徒たちが主体的学びを継続してきたことの相乗効果の結果が、このような形で現れたんだと確信しています。

 新入生のことをものすごく気遣って、そして、とても素敵な場面を作ってくれた生徒たちに心から感謝!!

 

<追記> 

 本日の「常盤ブログ♬」をご覧いただけましたでしょうか。教職員による生徒たちへの愛情のこもった「黒板アート」は圧巻です! 私はまだ着任して数日ですが…本校の魅力と素晴らしさに毎日感動しまくっています!