校長室より

体育の研究授業 ~チーム・シャトルラン~

 本日(1/11)、看護科1年生の体育の研究授業が行われました。内容は、陸上競技の長距離走、チーム・シャトルランです。

 生徒たちは4人一組のチームを作り、20メートルのシャトルランをタイマー音のペースに合わせて200回繰り返す…というタスクを与えられます。4人がどのようなローテーションで、どのようなペース配分で走るかを事前にしっかり打合せてシャトルランに臨みます。最初は余裕の笑顔で走っていた生徒たちも次第に足が重くなり疲労も溜まってきて…途中で作戦の変更やペース配分の修正を余儀なくされたりします。みんなで頭をフル回転させて協力しないと200回走り切ることが難しくなります。終了後は、チームごとに反省タイム…なぜうまくいかなかったか? さらに改善させるには? などの意見交換をします。

 長距離走にある種の「謎解きゲーム」のようなエッセンスを取り入れたシャトルランでしたが、生徒たちから「楽しかった、おもしろかった」という声も聞かれました。長距離走と聞くと「つらい、苦しい、足が痛くなる…」などのマイナスイメージが浮かびがちですが、授業担当の先生による見事な采配で生徒の競争心やモチベーションをうまく引き出してくれました。