専攻科2年生「看護研究発表会」
今日(11/5)は、専攻科2年生にとってとても重要で大きな行事である「看護研究発表会」を、4つの会場をつかって1日かけて実施しました。生徒たちは、臨地実習での看護事例や実験研究などに関する綿密で丁寧な分析や考察に取り組み、その結果を論文として書き上げ、本日の発表会を迎えました。生徒たちにとって、常盤高校での5年間の学びの集大成を発表し合う栄えある機会となりましたが、そこでの発表は極めて内容が濃く素晴らしいものでした(本日の「常盤ブログ♬」にも詳細記事がありますので、そちらもお読みください)。
今の専攻科2年生が看護科から専攻科に進んだ昨年春は、ちょうど我が国でコロナの流行が拡大し始めたタイミングでした。専攻科生となり、これから更に高いレベルで看護の勉強に取り組み始めようとしたときに、学校が臨時休校になったり病院等での臨地実習ができなくなったりしたわけです。そのような困難な状況の中、心が折れることなく着実に学びを積み上げ、ここまでクオリティの高い論文を書いたことは本当に賞賛に値するものです。私は校長として、皆さんのことを心からリスペクトし、また、皆さんのことを誇りに思います。
発表内容もさることながら、発表後に行われた質疑応答(これがまた非常に活発!)においても質問に対して的確にわかりやすく回答するなど、プレゼンテーションスキルやコミュニケーションスキルにも大人としての貫禄が見られました。生徒たちのポテンシャルの高さに心の底から感動しました。ここまで生徒たちを育ててくれた先生方に最大の敬意を表します。
一方、今日は、看護師国家試験まで残りあと100日という日だそうです。発表会を終えてホッと一息というところですが…専攻科2年生の皆さん、これからは国試突破という目標に向かってまた突き進んでいきましょう!
生徒実行委員による開会式 第1会場(別館ホール) 第2会場(別館集会室)
第3会場(本校舎講義室) 第4会場(本校舎共通教室) 全論文が掲載された「看護研究集録」