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高校3年生 成長のこの時 臨地実習

2021.11.24(水)

 

 通り過ぎていく風が、日々冷たくなってきました。

 日向に体が吸い寄せられていきます。

 

 朝から、高校3年生が忙しそうに実習室と準備室を行き来しています。

 3週目に入った臨地実習の校内編。

 準備室や廊下や一部の実習室は、鳥肌が立つほどの冷え込みです。

 先週まで受け持たせていただいていた患者さんの状態を予測し、看護計画を立て、実施しています。

 

 ケアを終えた生徒が、先週までの取り組みの振り返りを行っていました。

 「シーツ交換に時間がかかった。そう、特に包布。1年生の時、演習で行って以来だから…。」

 「遠い昔に交換したような…。絶対練習しておいたほうがいい。」

 

 「11時から報告の時間になります。」担当教員の声が、かかりました。

 報告内容をメモ帳にまとめ始めました。

 

 「自立度の高い患者さんを多く受け持たせていただいていたので、退院後を見据えて生徒は、今日もいろいろ考えて     きているようです。」と担当教員。

 

 朝の7時30分過ぎには登校し、臨地実習と同じスケジュールで行動します。

 疲れ切った体にこの冷たい風は、堪えることと思います。

 心なしか笑顔に力がありません。

 

 学校での演習をはるかに超える体験を積んできたのだろうと想像してみます。

 この臨地実習を超えると、生徒は心身ともに大きく成長します。

 思い通りにならない現実に幾たびも出会い、戸惑い佇み、様々なものと向き合っていきます。

 実習病院、ご家庭…生徒を取り巻くたくさんの方々に支えられながら…。

 あと数日で臨地実習は、終わります。

 生徒を成長させてくれるこの機会に感謝の気持ちを込め…、終了した折には声をかけたいと思います。

「 おかえりなさい。」…と。

患者さんに説明するためのパンフレット洗髪をさせていただきました。患者さんに声をかけながら、シーツ交換をします。